さて、今月のフィギュア王誌、「クレヨンしんちゃん」の新作について各ライターが異様に熱い原稿をよせていてにやりとさせられた。
そうこの映画、観たら人に語りたくなるのである。
子供よりむしろオトナが。(←そこが問題点といえなくもないが)
僕も初日に観にいって(今年40の男が毎年ひとりでだ!)、直後、携帯電話で海洋堂専務に「絶対観にいくべき!」とまくしたてたりした。
そのあまりのすごさを、このkaiyodo.netで宣伝しちゃおうかと真剣に考えたのだが(だってこんなすごいアニメがあることを、オタクでさえ気が付いてないことや不当に低く評価されていることにいらだたしさを感じたから)、結局ためらってしまったのは、その内容というかネタの重要なところが、今やっているある企画とあまりにぴたりとかぶりすぎていたからである。内容もさることながら、そのことにびっくり仰天してしまったのだ。
で、このページでこの映画に対する傾倒を見せちゃったら、あとでくだんの企画が世に出たときに「
クレヨンしんちゃん観て思いついたぱくりだっ」て言われるんじゃないかといらん心配をして、狡猾にも(?)口をつぐんでしまったのだ。
ただ、この調子だと逆に、雑誌でのそーいった評価をうけて、あわてて安直に立てた企画だといわれそうだという気もして、先にいいわけしておこうと思い直しました。なんて小心者。別 にぱくりだっていいんだけどね。
偶然とは思えぬぐらいに(具体的なガジェットが)かぶってるけど、いまやってる企画(7月ごろには発表できるかと)は、別 にしんちゃん観て思いついたわけではない。 まあ、あれ観てからたてた企画が秋に間に合うわけないってことは少しでも業界のことを知ってれば判るだろう。
最近『自称事情通』の嘘や根拠のない(あるいはあると思いこんでいる)推測がまことしやかにネットに流れてて、そーいうものの対応にいい加減辟易しているので、一応言わずもがなのことを書いてみた。
ただ、あれを観ちゃったら、その企画の第二弾があるときにはいろいろ参考にさせてもらうかもしれない。それはそれで認めておく。
チョコエッグがヤウイから生まれたことを何度も公言しているように、インスパイアされたものがあるならあると我々は言うし、ごまかしたりしない。
ついでに言っちゃうとチョコラの内容はヤウイ・ロストキングダムからの思いつきではない。第一集原型がそろうころまでロストキングダムの存在を誰も知らなかったのだから。 シリーズコンセプトや具体的な動物選択のかぶりは、とても偶然だなんて信じられないなーと我々自身苦笑するぐらいなのだけど。
まあ、我々の考えることなんて、別に特別じゃないってことなんだろう。人と違うことをやりたいと願ってはいても。
ただ、思いつくのと、実際に形にすることの間には100万光年の距離があるんだから、高いクオリティの形にしていくことで我々の「違い」を出していければいいのだとも思う。

カミングアウト(?)したから言うんじゃないけど、「クレしん・オトナ帝国」はいろんな意味で超問題作。機会があれば絶対観るべき。ビデオ屋でこれまでの劇場版もチェック。
「雲黒斎の野望」と「暗黒タマタマ大追跡」が僕のお薦め。

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